虹の日
「虹の日」は七(なな)一(い)六(ろ)で「七色」の語呂合せで、デザイナーの山内康弘氏が、「人と人、人と自然、世代と世代が虹のようにつながる日に」と制定しました。
また、この時期は長かった梅雨シーズンの終わりの時期でもあり、大きな虹がよく見られるという事も由来のひとつとなっています。
虹が現れる条件
“虹”とは、赤から紫までの光のスペクトルが並んだ、円弧状の光のことで、気象現象の中でも、大気光学現象に含まれるものです。
虹とはそもそもは太陽の光です。
太陽の光が空気中の水滴によって屈折、反射されるときに、水滴がプリズムの役割をするため光が分解されて複数色(日本では七色とされる)の帯に見えます。
雨上がり、水しぶきをあげる滝、太陽を背にしてホースで水まきをした時などによく見ることができます。
反射・屈折とはわかりやすく説明すると、コップにストローを入れて上から覗くと、真っ直ぐなはずのストローが曲がって見えるあの現象です。
虹が現れるときは、あの現象が無数の雨粒の中で起こっていることになります。
つまり、雨と太陽の光が無いと、虹は現れないということです。
たとえ雨が上がっても、どんよりして日が差し込まなければ、虹は現れません。
虹が現れるには“晴れ→雨→晴れ”の空模様が絶対の条件です。
“晴れ→雨→晴れ”と続く空の中でも、立派な虹が見れる絶好のチャンスがあります。
それは、みんなが嫌がる“夕立”です。
夕立とは夏の午後から夕方にかけ、にわかに降り出すどしゃぶり雨のことで、短時間に大量に降る雨、夏の強い日差しと、虹が作られるには最適の条件となります。
また、虹が現れるのは必ず“太陽がある方向の反対側の空”となりますので、もし夕立に遭遇してしまったら東の空を見てみましょう。
これらの条件を理解すれば、虹が出るのを予言するというロマンティックな技が身に付くかもしれませんね。
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