ハンバーガーの日
「ハンバーガーの日」は1971(昭和46)年のこの日、東京・銀座の三越内に日本マクドナルドの1号店が開店したことから、日本マクドナルドが1996年に制定しました。
この日、1万人以上の客がつめかけ、1日で100万円以上の売り上げを記録したとされています。
開店した1971年当時のメニューは「ハンバーガー」「チーズバーガー」「フィレオフィッシュ」「ビッグマック」「マックフライポテト」「アップルパイ」「マックシェイク」といったラインナップとなっており、どれも現在でも残っているマクドナルドの看板メニューです。
現在ではファストフードでありジャンクフードの定番となっているマクドナルドですが、当時の日本では高級品とされていました。
マクドナルドの歴史
“マクドナルド(McDonald’s)”は、アメリカ合衆国に本社を置く世界最大のファーストフードチェーンであり、日本における店舗および運営会社は日本マクドナルドです。
ハンバーガーを主力商品とし、年間15億食に及び、世界の店舗総数は約3万5千店(2013年末時点)あります。
店舗数の分類別順位において、ファーストフードを含む外食産業で世界第2位、チェーンストアではコンビニエンスストア最大手のセブンイレブンに次ぐ世界第2位です。
日本では1990年代から2000年代前半まで価格破壊・低価格路線を主軸に展開していたが行き詰ったため方針転換し、価格重視の商品、キャンペーン商品、味重視の商品、ボリューム重視の商品、高価格帯の商品など、“価格帯の拡大”と“商品バリエーションの拡大”を行ってメイン顧客層である家族連れ・子供や、その周辺ターゲットを囲うことで顧客層の幅を広げるなど幅広い客層を取り込む戦略に転換し、2000年代後半以降好調を維持しています。
スコットランド系のマクドナルド兄弟が開いた店舗は当初はハンバーガー店ではありませんでした。
ハンバーガーもマクドナルド兄弟の発明品ではなく、それ以前から米国全土に存在していた料理であったにも関わらず、その後の世界展開により広く認知されるようになったことから、マクドナルドはしばしばハンバーガーの代名詞ともされています。
主力製品である“ビッグマック”を国際購買力平均価格の指標として用いるビッグマック指数が提唱されるほど、マクドナルドはよく知られているのですが、その一方、ケンタッキーフライドチキンと伴に“アメリカニゼーションの代表”として、欧米・アジア圏で店舗が襲撃されるという事件も起こっているのが現状です。
アメリカをはじめとする先進国においては、より高価で高品質なハンバーガーや、より多面的サービスを提供している他のファーストフードレストランチェーンとの競争が激しくなっています。
アメリカの食堂専門雑誌による2002年調査によると、マクドナルドの順位は“バーガーキング”と“ホワイト・キャッスル”より下で、ハンバーガーの食品品質は第15位と低いものでした。
市場調査会社によればマクドナルドのシェアはここ5年で3%低下し、現在では15.2%となっています。
健康的なイメージで売るサンドイッチチェーンの“サブウェイ”が全米で第1位のシェアを持っているのです。
ファストフードは、その手軽さと高カロリーが故に“肥満の主犯”というイメージが植えつけられることもあります。
こうした拡大する外国の反感を宥めるため、マクドナルドは飲食の材料をできるだけその国で調達し、メニューもその国の文化を考慮した戦略を取っていおり、肉類を避けるインド人のためには、ベジタブルバーガーも開発しています。
児童肥満対策としてアメリカ・カリフォルニア州は2010年11月、“ハッピーミール”(日本ではハッピーセット)など高カロリーでおまけ付き子供用セットメニューの販売を禁じる条例を可決しており、この条例はマクドナルドに限らず全てのファーストフードショップに適用されるのです。
健康面から考えてもファストフードばかり食べるのは厳しいものですが、どうしても食べたくなる時はあるものです。
きちんと自分の身体を考慮したうえで、節度をもって利用しましょう。
昨日は何の日?
7月19日
今日は何の日?
7月20日
明日は何の日?
7月21日