サイボーグ009の日
「サイボーグの日」は1964年のこの日、石ノ森章太郎の漫画『サイボーグ009』が週刊少年キングで連載を開始したことから、株式会社石森プロが制定しました。
当時からサイボーグ009の人気は高く、連載が始まってから50年以上経った今でも数多くの根強いファンがいる作品です。
連載が開始された時は「週刊少年キング」での掲載でしたが、「週刊少年キング」以降には、「週刊少年マガジン」「冒険王」「週刊少年サンデー」「月刊少年ジャンプ」などほかにも数えきれないほどの雑誌で掲載されています。
サイボーグとアンドロイドの違い
よくSFの漫画や映画などで“サイボーグ”や“アンドロイド”が登場しますが、一見似ていますがこれらにも明確な違いが存在します。
“サイボーグ(cyborg)”とは、“サイバネティック・オーがニズム(cybernetic organism)”の省略形で、いわゆる“改造人間”と訳されています。
具体例として、人工臓器などの人工物を身体に埋め込むなど、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物に代替させたものです。
ロボコップや昭和の仮面ライダーがこれに含まれます。
つまり体の一部を人工的な機器で置き換えた人間のことであり、以前物議を醸した義足のランナー、オスカー・ピルトリウスは広義にはサイボーグといえるかもしれません。
現在、サイボーグ技術と呼ぶことができて、程度の差こそあれ実用化に達しているものには、ペースメーカーや人工心臓、筋電義手、人工内耳、人工眼(眼球・網膜・視神経などの代替)などが挙げられます。
日本では漫画『サイボーグ009』の出版以降、一般に知られるようになったため、人間や動物が身体機能の補助や強化を行った場合を言うことが多いようです。
一方、アンドロイド(androido)は、“andro(人間)+ido(~に似たもの)”で、“人造人間”と訳されています。
アンドロイドは、外見が区別がつかないほど人間に似ているロボットのことです。
ターミネーターがこれに含まれます。
現在これらやロボット技術は目覚ましい発展を遂げており、いつか一家に一台お手伝いアンドロイドの時代や、サイボーグ選手だけのスポーツ大会などが開催されるかもしれませんね。
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