ごみの日
「 ごみの日」は五(ご)三(み)で「ごみ」の語呂合せが由来です。
また5月30日は「 ごみゼロの日」となっています。
ごみ捨て場にあるものは誰の物
ゴミ集積所で、気になる不用品をみかけたという経験がある方もいるかもしれません。
卒業や進学、就職、転勤といった異動が多いシーズンは、大量の辞典や音楽CD、まだまだ使えそうな家具などが捨てられていたりします。
捨てられているものが、自分の好みのものであったり、買いたいと思っていたりするものだった場合、「捨てられるくらいなら持ち帰ってしまおうか」という考えが頭をよぎったという方もいるでしょう。
実は不用品をゴミ集積所に出した時点で、出した人は“所有権を放棄した”と見なされます。
よって出されたゴミは所有者がいない“無主物”扱いになり、持ち去っても罪には問えないというのが一般的な見解です。
ですが例外というものはあるもので、安易に持ち帰ってしまったために、トラブルに巻き込まれてしまったという事例も存在します。
財産的価値のあるものを拾ったら、たとえそれが捨ててあるように見えても勝手に拾って使用してはいけませんし、他人の管理下にないものを拾ってこっそり自分のものにすれば占有離脱物横領が成立します。
本人が“ゴミを拾った”という認識を持っていても、実際に本当にゴミとして元の所有者が捨てたのかということは分かりません。
もしかしたらお酒に酔ってたまたま所有者がゴミ集積所に置き忘れてしまっただけ、もしくは窃盗したものを犯人が捕まらないように捨てたということも考えられます。
また自治体によっては条例などにより資源ごみなどの所有権を自治体に帰属させるところがあります。
よって自治体に所有権が帰属しているものを持ち帰ると、窃盗罪などが成立する可能性もあります。
ですので、どんなに捨ててあるように見えるものでも、気に入ったからといって持ち帰るとトラブルの元になりえるので安易に触らないのが懸命だといえます。
昨日は何の日?
5月2日
・緑茶の日
今日は何の日?
5月3日
・ごみの日
明日は何の日?
5月4日