憲法記念日
「 憲法記念日」は日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する
国民の祝日です。
1947年のこの日に日本国憲法が施行したのを記念して、1948年7月公布・施行の祝日法によって制定されました。
日本国憲法は1946年11月3日に公布され、半年の準備期間を経て翌1947年5月3日から施行されます。
前文と11章103条の本文で構成され、「国民主権」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を基本理念としています。
なお、公布日の11月3日は、日本国憲法が平和と文化を重視していることから「文化の日」になっています。
日本国憲法について
日本憲法のオリジナルは国立公文書館の地下に保管されています。
そこには昔の法律に関する貴重な文書や元首相である小渕氏が披露した“平成”の書などが展示されています。
明治以降の国会の記録など重要な書類は地下の書庫に保管されていますが、日本国憲法の現物は公開されていない地下フロアーの鉄の扉で守られた貴重書庫に保管されており、防犯上の理由や、人や空気の出入りで紙が傷むため、滅多に出される事はないそうです。
意外にもその枚数はわずか19ページしかありません。
最初に天皇陛下の言葉から始まります。
“朕は、日本國民の總意に基づいて、新日本建設の礎が、定まるに至ったことを、深くよろこび、樞密顧問の諮詢及び帝國憲法第七十三條による帝國議會の議決を經た帝國憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる”
裏表紙には天皇陛下の御名御璽
“昭和二十一年十一月三日、内閣総理大臣 兼 外務大臣 吉田茂”と他大臣の名前が連なり、そして第一章の第一条に続いています。
憲法は103の法律や条約などの箇条書きの条文によって作られており、1947年 施行以来一度も憲法改正はされていません。
昨日は何の日?
5月2日
・緑茶の日
今日は何の日?
5月3日
・ごみの日
明日は何の日?
5月4日