チョコチップクッキーの日

不二家のカントリーマアムは普段最も目にするチョコチップクッキーの一つと思われます。

このカントリーマアムのには実は白ねりあんが入っています。

これにより、あの独特のしっとりとした食感を実現しているのだそうです。

カントリーマアムはまったく異なる外生地と中生地の二層構造で、中生地を外生地が包むようになっています。

クッキーを焼くと普通はサクサクの食感になりますが、そこで中に生地を入れることでしっとり感も出そうというもので、そこで重要なのがこの白ねりあんになってきます。

あんこには保水性といって、水分を抱え込む性質があり、焼いても水分が飛びにくくなります。

あんぱんやたい焼きも中身がしっとりしているのは、この性質によるものなのです。

なので、外はサックリ、中はしっとりの食感を実現しているとのことです。

ほかにも、ブルボンの“プチしっとりチョコクッキー”や“しっとりソフトクッキー”にも白あんが使われています。

家庭でも上手く使えばあの食感が再現できるかもしれませんね。

また、お菓子だけではなく、丸美屋食品工業のふりかけ“のりたま”にも“こしあん”を使用されています。

これは、和菓子に使う“あんこ”ではなく、豆を粉末状にしたものなので甘さはないそうです。