タクシーの日
「タクシーの日」は1912(大正元)年のこの日に東京・数寄屋橋のタクシー自動車株式会社が日本で初めてのタクシーの営業を開始したことから、東京乗用旅客自動車協会(東旅協)が1984年に制定、翌1985年から実施しています。
現在は、全国乗用自動車連合会(全乗連)が全国統一キャンペーンとして実施しています。
タクシーの業界用語
“タクシー”とは、運転手と車両とを貸し切る形で少人数の旅客を輸送する公共交通機関、およびその用に供する車両のことです。
通常、旅客が任意の目的地を指定でき、現代では一般に自動車が使用されています。
かつて馬が交通の中心を担っていた時代、次第に人々は村や都市を作って生活するようになっていきました。
馬車は長くその最たる移動手段であり、人員や貨物の移送手段として使用され続けていました。
馬車を所有する者の中には代価を取ることで移送を代理する営利目的として運用する者が現れ、これがタクシーの原型となります。
日本では江戸時代からの駕籠(かご)や明治からの人力車などが主にその役割を担っていました。
またタクシー業界には様々な“業界用語”が存在します。
・お化け
運転手的に、思いもよらない場所から長距離客が出ることです。
・大きな忘れ物
大きな事件を起こした犯人のことです。
・鞄の忘れ物
怪しい人が乗車した際の、無線局への報告の時に用いられる言葉です。
・青タン
22時から5時までの深夜割増メーターのことで、その時間帯のメーターが青くなることから言うようになったそうです。
・地べた
一般道のことで中長距離のお客様をせっかく乗せても、高速を使えるところにも関わらず一般道ではメーターも上がらず、次の営業にも早く入れません。
タクシーの運転手もある意味サラリーマンなのですが、歩合制ということもあり、金銭にかんする隠語などが多いようです。
もしタクシーに乗った時に運転手が“鞄の忘れ物が…”と無線で話していたら、不審人物と疑われているのかもしれませんね。
昨日は何の日?
8月3日
・ハモの日
今日は何の日?
8月5日
・箱の日
明日は何の日?
8月6日
・ハムの日