ビアホールの日
「ビアホールの日」は1899年のこの日、東京・銀座の新橋際に、現存する中では日本で最も古いビアホール「ヱビスビヤホール」(銀座ライオンの前身)が開店したことから、ビアホールチェーンの銀座ライオンが制定しました。
開店当初はビール500mlが10銭で提供されたという記録が残っているそうです。
現存しているものの中で最も古いビアホールが「恵比寿ビアホール」となっていますが、実はこれよりも前にビアホールは存在しており、そのビアホールは1897年7月20日に当時の大阪麦酒株式会社(現在のアサヒビール)が開店した「アサヒ軒」とされています。
ビアホールとビアガーデンの違い
この暑い時期はビールがとても美味しく感じられる時期でもあります。
仲間内などでビアホールやビアガーデンに出かける方も多いのではないでしょうか。
この“ビアホール”と“ビアガーデン”にも実はきちんとした違いがあるのです。
その違いは読んで字の如くビアガーデンは“屋外”、ビアホールは“屋内”であるところになります。
“ビアホール”とは、ビールを中心に提供する飲食店全般を指すもので、店舗内で提供されるため季節を問わずオープンしているのが一般的です。
上記の通り1897年7月20日に当時の大阪麦酒株式会社(現在のアサヒビール)が開店した“アサヒ軒”が国内最初のビアホールとなります。
一方、“ビアガーデン”とは、屋外や建物の屋上などに多数のテーブルを構え、そこでビールやおつまみ類を提供する店舗形態を指すもので、特に夏の時期限定でオープンされるのが一般的です。
このスタイルは日本独自のもので“狭い室内”での大宴会では、ほかのお客さんの迷惑になるから、と屋上で開催したのがきっかけだそうです。
日本で最初のビアガーデンは諸説ありますが、昭和28年オープンした“ニュートーキョー大阪第一生命ビル店”が本格的ビアガーデンの元祖とされています。
日本最大級のビアガーデンは“さっぽろ大通ビアガーデン”で、その席数はなんと13,000席にも登ります。
時代と共に双方進化を続けており、屋外スペースのさまざまな場所にオープンする“ビアガーデン”はビールはもちろん、店鋪ごとに特徴ある料理と景色、開放感が味わえる夏の醍醐味で、屋内にあるビールを扱う専門店“ビアホール”は、ビールの徹底した管理や注ぎ方など、熟練の技による極上の1杯が味わえる場所です。
どちらも美味しいビールを味わえることに変わりはないので、是非ビールを飲みに出かけましょう。
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