野球の日
「野球の日」は「や(8)きゅう(9)」の語呂合せと、高校野球の期間中で野球に対する関心が高まる季節であることから、スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが制定しました。
「野球のさらなる発展」という目的で制定されたようです。
また関連した記念日として、6月19日が「ベースボール記念日」、9月3日が「草野球の日」となっています。
野球のかつての変なルール
“野球”とは、2つのチームが攻撃と守備を交互に繰り返して勝敗を競う競技です。
大会やリーグによって、予め定めた以上の一方的展開になった場合や気象条件等により途中で試合を打ち切るコールドゲームの規定、攻撃時に投手と呼ばれるポジションの選手の代わりに攻撃専門の選手を使う指名打者制度の有無、審判員の人数等、細かな違いがあるが、大会やリーグごとに、それぞれの環境で最も良いと考えられる制度を採用しています。
アメリカで一番最初に野球を始めたのは、アブナー・ダブルディ氏だと言われています。
かつて、ニューヨーク・ニッカーボッカー・ベースボールクラブのオーナーであったアレキサンダー・カートライト氏が野球の生みの親ではないかという説もありましたが、アブナー・ダブルディ氏が地面にダイヤモンドを引いたのが野球の始まりであるということになり、アブナー・ダブルディ氏がアメリカでの野球の生みの親ということになりました。
しかし、アブナー・ダブルディ氏の考えた野球はまだ原始的なモノであり、あやふやだったルールを整理し“現代野球”としてのルールと秩序を確立させたのはアレキサンダー・カートライト氏でした。
ところが、アレキサンダー・カートライト氏がルールを確立させたといっても、現在の野球のルールからは考えられないようなルールがいくつもあったのです。
例えばベースは1メートルの棒杭で、バッターはホームベースの上に立つことになっていました。
他にはバッターがピッチャーに好みのボールを要求することができ“高めのボールを投げろ”、“低めのボールを投げろ”などと指示を出すことが出来ました。
さらに“プラギング”というルールがあり、プラギングとはランナーにボールを当てるとアウトになるというものです。
まるでキックベースのようですが、実際に存在したルールです。
ただ、これはさすがに危険ということですぐに廃止にされ、バッターがピッチャーに好みのボールを要求できるルールも、1870年代に廃止となっています。
日本でも明治の初期、米国人教師H・ウィルソンらによって伝えられた野球は、当初はストライクゾーンが上・中・下に分けてあり、バッターの申告によって、その三つの中からストライクゾーンが一つ決められていました。
この時期は高校野球で盛り上がる時期でもあります。野球の歴史などについて少し学んでみるのもいいかもしれませんね。
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